ついにアモンケットスポイラーリストからリリアナが公開されました。
その名も「死の権威、リリアナ」です。
管理人も大好きなプレインズウォーカーのリリアナが非常に強力なものだったので嬉しい限りです。GP静岡ではしっかり踏まれてきましたからね。
(プロは顔から踏まれにいくとか本当どうでも良いご指摘感謝します)
冗談はさておき「死の権威、リリアナ」は走攻守揃ったなんでもござれです。アモンケットでは「試練に臨むギデオン」に続き、強力なプレインズウォーカーのオンパレードで嬉しい限りですね。
っと、ここまではフリです。
そんなリリアナ大好きな管理人の「死の権威、リリアナ」への評価は実はそんなに高くありません。
この記事の目次
「死の権威、リリアナ」はめっちゃ強い!でもさ冷静に考えてみようよ。
死の権威、リリアナ 3BB
プレインズウォーカー - リリアナ
+1: 黒の2/2のゾンビ・クリーチャー・トークンを1体生成する。あなたのライブラリーの一番上からカードを2枚あなたの墓地に置く。
-3: あなたの墓地からクリーチャー・カード1枚を対象とし、それを戦場に戻す。そのクリーチャーは、それの他の色やタイプに加えて黒のゾンビでもある。
-7: ゾンビでないクリーチャーをすべて破壊する。
2/2ゾンビで自分を守れる。墓地のカード増やせる。さらに-3と軽めのコストでリアニメイトでき全体除去もできちゃう。
うん。間違いなく強い!
そう。このカード書いていることめちゃくちゃなんです。
めっっっっっっっちゃ強いんです。
ただし、重いんです。簡単に言うと。
+1: おお!
-3: 良いね!!!
-7: かーこりゃたまらん!
BB3: はぁ?
日常に置き換えてみよう。
「死の権威、リリアナ」という高スペックなPCが目の前にある。
メモリ50Gだそうだ。必要なのかはさておき。
ディスプレイ12Kだそうだ。見られるものがあるのかはさておき。
650万らしい。
まー立ち去るわな。
極端な例だとは思うが、カード評価に大切なのはコストパフォーマンスだ。
「死の権威、リリアナ」が非常に強力なカードであることは、疑いようがない事実だ。
ただし、それを有効に扱える環境があるかどうかは別問題だ。
管理人としては、ビートダウンが主導権を握るスタンダード環境において、5マナの仕事として有効とは思えない。
緑黒の昂揚デッキなどでは1〜2枚の採用は考えられるが、より勝ちに直結するカードが多い中、5マナを寝かせてプレインズウォーカーを展開することが果たしてできるだろうか。
そこで優先すべきは「墓後家蜘蛛、イシュカナ」あるいは、除去を構えることのように思える。
まぁ、すでに墓地にいるなら「死の権威、リリアナ」からのリアニメイトだとは思うけど。
結局は出るタイミングで墓地にいるクリーチャー次第で強さが変わるから、なんも言えないな。
同じマナ、同じ-3なら「灯の再覚醒、オブ・ニクシリス」のほうが確実に1体除去できるしね。さすがに3マナの「最後の望み、リリアナ」の方が優先度高いと思うけどな。
良い女は金がかかる。リリアナともなればなおのこと。
この「死の権威、リリアナ」を乗りこなすのはなかなか難しそうです。
出てしまえば、書いてることがシンプルに強いので良い感じだとは思います。
それでも、最後の-7はあまり使わなそうですね。奥義じゃないのも減点対象ですね。
+1で墓地肥やししつつリソース増やして、アドの取れるクリーチャー(概ね「墓後家蜘蛛、イシュカナ」など、アドが取れるCIPを持つクリーチャー)
ただし、今回アモンケットでは相当コントロールに有利なカードプールなような気がしています。
少しでも、環境が遅めに傾けば間違いなく活躍するカードではあると思います。
あなたの「死の権威、リリアナ」に対する評価はいかがですか?
今後も可能な限りスポイラー情報も含めお伝えさせていただきます!
三度の飯よりギャザが好き。
以上、現場からガッキー(@blueskyneo)がお送りしました。