MTGブログ|三度の飯よりギャザが好き!(サンメシ)

MTGブログ:マジック歴20年。MTGマジック:ザ・ギャザリング大好きなライターが、カードの価格や値動き、デッキ・メタゲームにスポイラーリストなどなど最新情報をプレイヤー目線でアツく考察!

新スタン黒赤「虚ろな者」ドレッジコンボ。0マナでキャストして気持ち良くなろう。

f:id:mtg-card:20170713031931j:plain

昨日のパトリック・チャピン氏の猫デッキに触発されて、急にデッキ構築意欲が湧いてきたガッキー(@blueskyneo)です。
もともとデッキ構築は好きな方だったのですが、気付けばしばらくオリジナルデッキを作ってませんでした。

既存のアーキタイプから微調整っていうのが多かったですね。
今回は「破滅の刻」のプレビュー時に着想したデッキを、なんとか構築レベル?にまで押し上げました。

途中の紆余曲折も含めお楽しみください。

 

この記事の目次

着想:「炎刃の達人」+「首絞め」+「葬送の影」に「虚ろな者」

 着想は「破滅の刻」プレビュー時に「虚ろな者」を見た時。
「アモンケット」の時にちょっとだけ話題になった、理論上3ターンキルができるデッキに「虚ろな者」をぶち込むというアイデア

とりあえず、デッキリストにしてみました。

炎刃の達人+首絞め+葬送の影コンボ+虚ろな者

クリーチャー 22
4:炎刃の達人
4:首絞め
2:オリヴィアの竜騎兵
4:狼の試作機
2:熱烈の神ハゾレト
2:血の間の僧侶
4:虚ろな者

呪文 15
4:癇癪
3:稲妻の斧
4:安堵の再会
4:葬列の影

土地 23
4:花盛りの湿地
4:獲物道
4:凶兆の廃墟
1:燃えがらの林間地
2:燻る湿地
8:山

 

これ、色マナを考えなければこれで良いんですけど「首絞め」のためだけにこのマナベースを作らなければならないのがどうも納得いきません。
かと言って「オリビアの竜騎兵」はあくまで追加のディスカード要員ですので、いくらシナジーがあったとしても、全くダメージに関係ない能力のため積極的に起動したい訳でもありません。

最終的に、コンセプトと言えど「首絞め」によって歪んだマナベースに納得できず、早々に路線変更しました。

  

昇華:ドレッジとのコンビネーション

先ほどのリストの時も検討していたのですが、改めて黒赤2色にしてドレッジとのコンビネーションを模索しました。
これが良い感じ!
リストはこんな感じになりました。

B/R Hollow Dredge(黒赤「虚ろな者」ドレッジ)

クリーチャー 23
4:傲慢な新生子
4:秘蔵の縫合体
4:憑依された死体
4:屑鉄場のたかり屋
3:熱烈の神ハゾレト
4:虚ろな者

呪文 14
4:癇癪
3:稲妻の斧
4:安堵の再会
2:無許可の分解
1:街の鍵

土地 23
4:凶兆の廃墟
3:燻る湿地
10:山
6:沼

 

黒赤ドレッジの「憑依された死体」+「秘蔵の縫合体」ギミックと「虚ろな者」のディスカードシナジーを合わせたデッキになります。

ドブンの時の動きを図解したのでご覧ください。
100%の動きですが、デッキの内容を把握するのには丁度良いと思います。

 

f:id:mtg-card:20170713024843j:plain

f:id:mtg-card:20170713024834j:plain

f:id:mtg-card:20170713024828j:plain

f:id:mtg-card:20170713024824j:plain

はい。ブン・オブザブン・オブザブン。
さすがに3枚はないかなって感じですね。デッキ的にも速やかに「虚ろな者」を出したいもののの3キルを狙うデッキではありません。
それでも「虚ろな者」を初めて見た時、コストレスで2枚出したら気持ち良いだろうなって思っていたので、基本はそういう風に作ってます。

ですので、「憑依された死体」「秘蔵の縫合体」「虚ろな者」が2〜3ターン目に複数体出るくらいは割と現実的かなと思います。

構成として、1ターンに3ディスカードできるようにしているので、例えば2ターン目「安堵の再開」+「傲慢な新生子」で「虚ろな者」が0マナでキャストできます。
こちらの方が計4ドローしているので安定してますかね。

マジック・ザ・ギャザリング 狼の試作機(レア) / 異界月(日本語版)シングルカード EMN-197-R

ちなみに「屑鉄場のたかり屋」の枠はもともと「狼の試作機」でしたが、ドレッジシナジーを考えるとやはりたかり屋ですかね。
好きなカードなんですが、任意のタイミングで捨てることができる最初のデッキみたいな方が相性が良いですね。

 

オリジナルデッキ楽しいね

「虚ろな者」はなかなか構築意欲が湧くカードでした。
サイクリング方向だとどうしてもマナを使いながらになっちゃうので、「虚ろな者」のシナジーを十分に活かすのが難しそうでした。
もちろん1マナサイクリング3回とかであれば、比較的早いターンに達成できますがね。

今回のドレッジではマナを使いながらですが、できれば最初のデッキのようにマナを使わずにディスカードがトリガーになる起動型能力で欲を言えば、それが「首絞め」のように盤面のアドバンテージになるようなカードが望ましいです。

今回のドレッジに関しては、マナは使うもののドローやドレッジシナジーとして盤面を展開することができるので、良しとしました。
「虚ろな者」を展開しなくても「憑依された死体」+「秘蔵の縫合体」のパッケージだけでも強いしね。

さてさて、GP京都に向けてリミテッドを練習しなくてはいけないんですが、やっぱり構築が気になっちゃいます。これもデュエリストの性ですかね。

三度の飯よりギャザが好き。

以上、現場からガッキー(@blueskyneo)がお送りしました。


MTGブログ『三度の飯よりギャザが好き!』