いよいよグランプリ静岡が今週末に迫りました!
目まぐるしく回るスタンダード環境ではありますが、GP本戦に持ち込むデッキはもう決まりましたでしょうか?
本日はカードショップ「晴れる屋 高田馬場店」に集う、選りすぐりのデュエリスト総勢16名によるマジック合宿の様子をご紹介します。
「合宿というからには、何らかの収穫を持ってグランプリに望みたい。」
そんな、モチベーションの方向を仕事ではなくマジックに向けてしまった、意識の高い男達によるフラーデーオールナイトマジックです。
今回はさらに、デッキごとに3チームに分かれてそれぞれのデッキをチーム内議論・対戦・修正・再戦というPDCAサイクルで真の環境ナンバーワンデッキをビルドアップしようという、なんかそれっぽいマジック合宿となりました。
果たして結果やいかに!?もちろん管理人ことガッキー(@blueskyneo)も参加しております。
この記事の目次
- 晴れる屋フライデーナイトマジック終了後、駅前の自由空間でいざ合宿スタート
- チーム分け:トップメタ「マルドゥ機体」「4cサヒーリ」+有力対抗馬「ティムール電招の塔」
- いざ実戦!GP静岡の縮図とも言える合宿の結果は?
- 明けない夜はない
- 実戦を終え、それぞれの感想
晴れる屋フライデーナイトマジック終了後、駅前の自由空間でいざ合宿スタート
この日の晴れる屋高田馬場店はいつものフライデーナイトマジックよりもだいぶ多く、70人くらいが参加していました。
グランプリ静岡直前であることや、PPTQの練習などが主な理由のようです。
そんな状況もありつつ、管理人と対戦した普段高田馬場店で顔を合わせる方を合宿に誘ってみると、何とお友達を誘って急遽参加してくれることに。
いやーマジックで広がる輪って凄いですね。
さてさて、3チーム3部屋に分かれ、まずはそれぞれの担当デッキの調整をします。
まずは、デュエル用に机をセッティング。
部屋の机だけでは足りないので、予備のため押さえていた部屋から拝借します。
ちなみに、会場となった自由空間では通常このようなことは認められません。
この後30歳を超えた大人達が、ちゃんと怒れたということを付け加えておきます。
「まーでもさ、金曜日だし良いんじゃね?」
抑圧された極度のストレスと、金曜日の開放感が彼をこうしたのでしょう。
黙っていればイケメンなのにカメラを向けた途端にこの表情。小学生か!(笑)
後ろのディスプレイには、全国のデュエリストの情報源、イゼ速さん(@izzetmtgnews)。
さて、それでは本編に入りましょう。
チーム分け:トップメタ「マルドゥ機体」「4cサヒーリ」+有力対抗馬「ティムール電招の塔」
BGアグロ・昂揚系デッキが現状のサヒーリ系コンボデッキに対して相性が悪いため、環境的に厳しいことが予想されるため、実質現在のスタンダード環境は「マルドゥ機体」と「4cサヒーリ」の2強と見て間違いないと思います。
1月の後半に書いたメタ考察記事とほぼ同じような状況になりつつあります。
ただし、この記事を書いた直後には「ジェスカイ・サヒーリ」はないなという個人的な結論をだし、サヒーリであれば4cだろうと考えていました。
それでも、今のメタであれば「ジェスカイ・サヒーリ」も4cサヒーリに有利がつくため有力候補だと思います。
そして、ここ1ヶ月ほどで急速に勢力を伸ばし勝ち名乗りを上げているデッキが「ティムール電招の塔」です。
一見、4cサヒーリのように見えますが、実態は電招の塔と奔流の機械巨人によるボードコントロールデッキです。
このデッキエネルギーが面白いように溜まります。一度着地した電招の塔は恒久的にエネルギーを生み続け、一度プレイヤーに矛先が向けば数ターンでライフを削り切ります。
それでは、それぞれのチームを紹介しましょう。
トップメタ:マルドゥ機体チーム(マルドゥバリスタ)
意外というと怒られてしまいそうですが、ビートダウンデッキはイケイケな人たちが使っていそうだと思いきや、今回のマジック合宿で一番真面目に企画の趣旨に沿った参加をされていました。
コ、コイツ。できる(ゴクリ)
それぞれの構築理論をぶつけ合う。
これも合宿ならでは。
大本命:4cサヒーリチーム
4cサヒーリチームも、部屋を見てみると早速調整に動いている様子。
今回のマジック合宿の影の立役者。参加者全員の使用デッキのまとめや、最新情報を絶えず共有してくれました。
残念ながら今回のグランプリ静岡には参加できませんが、ぜひとのことでご参加いただきました!(顔出しNGのため後ろ姿)
対抗馬:ティムール電招の塔チーム
左が管理人です。Tシャツはノイズなのでスルーしてください。
真ん中(管理人の隣)が今回の発起人の晴れる屋高田馬場店の常連のシモンさん。今回の取材に関しても快く応じてていただきました。
他のチームが早速デッキを広げるのと対照的に、ティムール電招の塔チームはドリンクの補充から。
さらに、腹が減っては戦はできぬと、夜食選びが始まる。
美味そう(まじまじ)
美味そう(確信)
ちょうど良いのでこのブログのトップ絵にさせていただきました(笑)
いざ実戦!GP静岡の縮図とも言える合宿の結果は?
マルドゥ機体(バリスタ)チームの優勝!
ついで4cサヒーリチーム。最後にティムール電招の塔チーム。
残念ながらティムール電招の塔チームは事故続きで、下振れでしたので十分なデータは取れなかったかもしれません。
しかしながら、安定感という意味でもマルドゥ機体(バリスタ)が有効であるという一つの結果だったのかもしれません。
時刻は午前4時30分をまわっています。
みんな眠そう。深夜MOの帝王もこの表情。
明けない夜はない
夜通しデュエルとデッキ調整に明け暮れましたが、自由空間を出ると既に夜が明けていました。
いやー、久しぶりに学生時代に戻ったように思いっきりマジック漬けの夢のような時間でした。
この後、カラオケに行った猛者もいるようですが、私は船を漕ぎながら電車に揺られ帰路につきました。
めっちゃ楽しかったー!!!またやりたいね!
学生や社会人が入り混じった合宿。
仕事や日常生活では関わらない人たちが、マジックという共通言語で語り合う。
これもマジックの魅力のひとつですよね。
基本マジック好きなら誰でもウェルカムな合宿なんで、興味がある人はお声がけください。
実戦を終え、それぞれの感想
合宿終了後、GPニュージャージー・GPバルセロナを挟み、さらに日本国内のPPTQの結果を受けると、さらに混沌としたスタンダード環境が浮き彫りとなりました。
霊気池の驚異+ウラモグをパッケージした既存のアーキタイプの台頭や、メタゲームの推移によって大会直前になって再び浮上し始めたBGエネルギー・アグロ・昂揚系デッキ。そして、ようやくスタンダード環境に降り立ったエルドラージ系ミッドレンジ。
グランプリ静岡のトップ8が、それぞれ異なるデッキになったとしても全く不思議でない状況にあります。
身も蓋もないことを言ってしまえば「あたり運」に相当左右される環境です。
GPまであと数日ではありますが、主にメタや環境考察に関する記事をあげる予定ですので、よろしければそちらもよろしくお願いします。
三度の飯よりギャザが好き。
以上、現場からガッキー(@blueskyneo)がお送りしました。
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